【3歳児と1歳児、希望する保育園へ転園と入園をクリアできた話】

仕事

今の住居へ引っ越ししてきて約3年が過ぎましたが、この引っ越しに伴い上の子は1歳半くらいで前の保育園を自己都合退園し、小規模保育園に転園となりました。

引っ越しが5月とあって、すぐ近所の認可保育園はすでに空きがなく、空きがあっても自己都合退園により点数が引かれてしまい待機しても入園できる可能性は低かったため、空きがあってすぐ入園できる小規模保育園を選びました。

(小規模保育園は結果的に息子にはあっていてよかったのでその話はまた)

また、引っ越ししてすぐに妊娠が発覚し、下の子は2月生まれの予定だったのでこの子が保育園に通うとすると1歳児クラスの入園。

街の中心地から外れているので待機児童は少ないだろうと思っていたのだが、保育園自体が少ないこの地域も激戦区に変わりはないのでした。

上の子は小規模なので2歳児クラスで必然的に卒園。4月に3歳児クラスと1歳児クラス同時に入園できるかが鍵となりました。

ここで私は初めて3歳の壁という言葉を知りました。

3歳の壁とは。待機児童緩和のために小規模保育園が増えたものの、小規模は2歳児クラスまでなのでその後また保活が必要。(認可保育園と連携している園もあるけど連携していない園もいまだ多くある)

また、だいたいの保活激戦区では0歳から入れるのが有利と言われ(基本持ち上がりのため0歳児は枠が多い)3歳児クラスとなると、もともと少ない枠を小規模保育園卒も含めた子たちでパイを奪うような形になるのでさらに入園できる可能性は低い、といったところです。

そこに下の子も早生まれの洗礼を受け(早生まれだと1歳児クラス入園になる)下手すると二人別々の園に通うことにもなりかねませんでした。

家のすぐそばに行きたい園があるのにそこに兄弟で通ってくれたらどんなに有難いか。

家からの距離や通勤圏を考えて候補は3園。(といっても希望はほぼ近所一択だったんだけど)

そのうち1園は見学に行こうと連絡するも空きがないので見学しても意味ありませんよ、と門前払い笑

もう一つはこども園で幼稚園児が多いとのこと。保育園児が少数だと、息子の性格上「なんで僕のお迎えは遅いの?」てなりそうだからどうなのかなぁと少し考え、最後に近所の園に見学行って、やっぱり近所の園に行きたい!となりました。

夫と一緒に見学行ったけど、この時夫が保育園に質問してくれたことがのちに大きく影響することに。

当時各保育園の受入状況が自治体から出ていて、3歳児クラスはどこも受け入れ×の状態。希望する園も×だったのですが、見学時に旦那さんが3歳児クラスの人数と現在の2歳児クラスの人数を確認していました。

回答は、1クラス15人の3クラス予定とのこと。(2歳児さんは何人いたか忘れましたが;)

その園には連携の小規模保育園があり、そこの園児は希望すれば自動的に連携の認可保育園に転園できるのです。

そう、希望すれば。

夫になぜ3歳児クラスの人数と現在の2歳児クラスの人数を聞いたか確認すると、自治体の受入状況はおそらく連携小規模園の在園児全員を受け入れる前提で計算しているので、連携園に通う子の中に持ち上がりを希望しない子もいる(遠方だったり)わけで、そこに賭けたようです。

ちなみにたまたまその連携の小規模園に通っている友達がいて、その友達にも2歳在園児数を確認しました。

先述したように自治体の受け入れ状況は×だったのでそれを見てほとんどの家庭がそもそも第一希望や申し込み自体を断念するでしょう。

ただ実は小規模から全員が上がってくるわけではなかったので数名の空きが実際にはあって、そこに第一希望で提出した私たちがうまく滑り込めたということ。

点数でいうと兄弟加点や小規模卒業加点があったとはいえ私自身時短勤務契約のため点数が満点ではなく、この地域では不利な状況でした。

なので役所に提出した時はかなり引き止められました。(役所は待機児童増やしたくないし、書面上受入状況×のところに第一希望のみ書いたから)

それでも見学に行って、現場の先生に確認できたこと、先生の回答も感触が悪くなかったこと、連携の小規模園の在園児数も確認ができたことなどを加味して兄弟揃って入園できることになりました。

役所が開示する情報は一つの情報としてあくまで受け取りつつ、実際に見学に行って質問する、連携の小規模園児の人数を確認するなどいかに情報を自分で取りに行くのが大事か、身にしみて感じました。(とはいえ、夫のファインプレーだったのですが。)

見学時に自分たちの状況を説明して現場の先生に聞いてみることで、役所からの開示情報にはない生の情報を聞けたのは、何も保活だけでなく普段の生活や仕事でも活かせるんじゃないかな。

我が家の場合はこんな感じ。あくまでもこんな例もあるんだなとどこか参考になれば幸いです。

では、また。

 

 

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